お泊りのホテルがマドリードの旧市街に位置している場合は、お迎えに上がります！ロビーで集合して出発しましょう！

※ ホテルは旧市街に位置していない場合、アトーチャ駅舎での集合となります。

ホテルからスペインの高速列車 AVE が発着するアトーチャ駅まで移動の際は、交通手段としてツアー料金に含まれているタクシーを利用しましょう！

マドリードからトレドへと向かう高速列車 AVE がアトーチャ駅から出発します。列車に乗って出発する前に、19世紀の鉄建築の代表作として知られているこの駅舎の中にある植物園も見学いただけます！

マドリード～トレド間の所要時間を30分にする AVE は、1時間もかかる路線バスに比べて、運行時刻の正確さや安全性の面において優れています。

町の玄関駅にふさわしく、重厚な雰囲気を醸し出しているトレド駅舎！内装は、イスラムとキリスト教の建築を融合させている美しいムデハル様式です。 スペインで一二を争うこの美しい駅は、旧切符売り場、アラビアン･モザイク、アーチ型の窓のステンドグラスや繊細な漆喰装飾が見応えあります。

トレド駅舎からは、ツアー料金に含まれているタクシーを利用しますので、旧市街を外回りしながら色々な角度から町をご覧いただけます！

旧市街の最も標高の高い所に位置する王城アルカサルは、11世紀の末期に建設されたものです。それ以降、500年にも渡り、スペインの首都トレドの主な城塞として重要な役割を果たしてきました。 現在、軍事博物館として使われているこのお城の絢爛豪華な姿は、16世紀の趣を今も保っています！

スペイン・カトリックの総本山として知られるトレド大聖堂は、1226年に着工し、266年後、1493年に完成したものです。 ゴシック様式が基本になるこの大聖堂の外では目印とも言える鐘楼や「免罪の門」、中には主祭壇、聖歌隊席、聖体顕示台や祭壇後部の彫刻群など、見どころがいっぱい！

※ トレド大聖堂は、毎週日曜日の午前休館となっております！予めご了承ください。

主祭壇の後方へまわり、上方へ視線を転ずると、無数の聖人や天使達の像があたかも天国から降り立つような形に配された、大理石や純金をふんだんに使った巨大な祭壇後方窓が目に入ります！ 窓から入った光線は、中央部を通って祭壇に届くようになっていて、正に神々しい雰囲気を醸し出しています！

サン・トメ教会は、エル・グレコの最高傑作と見なされる「オルガス伯爵の埋葬」が展示されている12世紀の寺院です。 オルガスの土地を治めていた、信仰心の厚いこの領主は、自身の財を投じて、サント・トメ教会をはじめ、様々な教会を修復し、領民の利益になるような数々の計らいを残しました。

エル・グレコの最高傑作として賞賛されるこの宗教画は、14世紀初期に教会内部で起こった2つの奇跡をテーマにしています。 表現力溢れる、異様に引き伸ばされた人体にはエル・グレコの非凡な力量が伺え、狂気とも思われる彼の自由奔放な幻想の 集大成とも言えるこの作品を焦らずに鑑賞しましょう！

ユダヤ人街に位置しているサント・トメ教会からタホ川の対岸、丘の上にあるパラドール（国営ホテル）まで移動する際は、ツアー料金に含まれているタクシーを利用しましょう！

美しいトレドの景観は、旧都の魅力を今に伝えています！タホ川の南対岸にある国営ホテルのテラスから眺めると、エル・グレコが描いた風景とまったく同じ眺めを満喫できます！ 現在のトレドは、エル・グレコが16世紀末期に描いた風景画「トレド景観と地図」の街並みとまったく変わっていません！

パラドール（国営ホテル）からトレド駅までは、トレド旧市街をぐるっと回りながら、ツアー料金に含まれているタクシーに乗って行きましょう！

トレドからマドリードに帰る際も、もちろん、短距離高速列車 AVE を利用します。所要時間は約30分なので、座席にくつろぐと、あっという間にマドリードのアトーチャ駅に着きます！

マドリード到着駅は、パリのエッフェル塔の設計者の弟子として知られたスペイン人建築家のアルベルト・パラシオが造ったアトーチャ駅です。

アトーチャ旧駅舎からお泊りのホテルまで移動する際も、交通手段としてツアー料金に含まれているタクシーを利用します！

お客様のご安全を配慮して、トレド市内観光ツアーの解散場所をお泊りのホテルのロビーにしています！お送りが付いているので、安心！

※ ホテルは旧市街に位置していない場合、アトーチャ駅舎での解散となります。