ヨーロッパ最大の宮殿を発見しましょう!
王宮正門
マドリード王宮見学ツアーの集合場所は、王宮の時計やスペイン国旗が見える、鉄格子が走る正門になります。王宮とアルムデナ大聖堂を挟んで入ったところにあるこの広場は、とても分かりやすいミーティングポイントです!
武器の中庭
第一水曜日の午後に、ドラムと馬のトロットを伴った、月に一度の王宮衛兵の交代式がここで行われます。この伝統は、スペイン王国の事実上の住居としての宮殿であった19世紀から、王宮博物館となった現代まで続いています。 現在は王室の住居ではありませんが、王室の公的儀式に使われています。
大階段
大階段は、段差が低く、登りが楽なように作られています。一段一段は、スペイン産の、長さ5メートルもある大きな大理石を加工して作られています。 階段の上からは、イタリアのコラード・ジャクイントの描いた天井画もよく見えます。テーマは、「スペイン王朝に守護されるカトリック教会」です。
玄関
主階段の手すりの先端では、スペインの高価な紋章の刺繍と、一頭はエネルギッシュな、もう一頭は穏やかなライオンが空間を劇的に演出しています。 二頭のライオンは、力の2つの顔を意味します。必要に応じて力を行使する、或いは抑制するのです。それと共に、ライオンはスペインを象徴しています。
フレスコ天井画
スペインの王様は、スペイン、イタリア、ドイツなどの、当時ヨーロッパの一流アーティストの中から最も優れた方を選りすぐり、これらの巨匠たちに王宮の豪華なデコレーションを担当させました。 飾りの最高峰ともいえるのは、18世紀に制作された、各広間の天井に施されているフレスコ画です。
列柱の間
音楽とダンス、準備された料理と美味しい飲み物が供され、国の統治者達や重要人物がもてなされた場所です。 王宮が完成した頃、晩餐会など、公式の宴を催すダイニングとして使用されていたが、現在は、レセプション、コンサート、または重要書類へのサインなどの公式行事にも使われている広間です。
ガスパリーニの間
この部屋は、床から天井まで波打つ曲線、植物の葉っぱ、茎、花、中国風のモチーフで溢れています。 この部屋は装飾を担当したイタリア人画家、ガスパリーニの名前を取って、「ガスパリーニの間」と呼ばれます。施工が非常に難しかったため、この部屋の装飾は発注から完成まで55年もかかりました!
饗宴の食堂
この部屋で一番存在感がある大きなテーブルには、最高で144人も座ることができます。但し、この広間が舞踏会にも使われていたので、場合によって、テーブルを撤去する必要もありました。 そのため、全長40メートルもあるこのテーブルは、板を並べて組み立てたもので、分解することができます。
王室礼拝堂
王宮の中でも最も天井が高いのは、王家の礼拝堂です。見事なドームは、まるで重力がかかっていないかのように高くそびえています。 丸天井には、目の錯覚を利用して、開けた空間を空に見立て描かれた「聖母の戴冠」は、バロックの集大成ともいえて、王宮内で最も重要な空間を演出しています。
ストラディバリウスの間
ヨーロッパの最も有名な弦楽器職人は、17世紀に活躍したアントニオ・ストラディバリでした。 彼の制作した楽器は「ストラディバリウス」と呼ばれ、世界で最も価値の高い楽器として知られています! この広間では、世界最大の「ストラディバリウス」コレクションをご鑑賞いただけます!
王冠の間
この部屋には、スペイン王室を象徴するものとして価値のある財宝が飾られています。特に重要なものといえば、スペイン王家のシンボルである「王笏」と「王冠」です。 その他にも、ハプスブルク家の時代からスペイン王室と結びついている「トワゾン・ドール」の首飾りも展示されています。
玉座の間
今も謁見や国王の接見などの公式行事に使われている玉座の間。ここは、タペストリー、大きな鏡、そして豪華なフレスコ画が描かれた丸天井は、古いシャンデリアの灯りに照らされ、黄金の光で輝く豪華な空間! 装飾的な要素は美しいだけでなく、スペイン王家の象徴として演出しているものです!
王宮正門
マドリード王宮見学ツアーの解散場所は、王宮正門になります。また、よろしければ、王宮の東側に位置するオリエンテ広場での解散も可能です!
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