世界一豪華な絵画コレクションを鑑賞!
ゴヤ記念像
プラド美術館見学の集合場所は、チケット売り場の正面にある「ゴヤの像」となりますので、迷子になる心配もありません!
プラド美術館内
プラド美術館は、歴代のスペイン王家のコレクションを展示し、保存するために、フェルナンド7世の意向で1819年に建てられたものです。 洗練されたこの美しい建物の内に、12世紀のロマン派から、20世紀初期末までの作品が100以上の展示室に常設コレクションとして展示されております。
受胎告知
この祭壇画は、ドメニコ会の修道士フラ・アンジェリコが制作したものの中でも、最も革新的な作品として見なされています。 人間の美徳と宗教的題材を取り上げるこの祭壇画で、地上の楽園とアダムとイブの追放の場面を前提に聖母マリアが大天使ガブリエルによって妊娠を告げられる瞬間を描いています。
七つの大罪
15世紀末期に完成したこの作品は、ヨーロッパの中でも道徳教義的な絵として知られています。中央に描かれた「復活のキリスト」の周りには、憤怒、傲慢、淫欲、怠惰、大食、貪欲、そして嫉妬、カトリック信仰の教義においては絶対に犯してはいけない「七つの大罪」が世俗的に描かれています。
モナ・リザ
「モナ・リザはルーブル美術館にあるよ!」と思われる方も少なくないでしょうが、実はレオナルド・ダ・ヴィンチ本人が描いた可能性のあるもう一枚の「モナ・リザ」がこのプラド美術館に所蔵されています!しかも、ルーブル美術館の「モナ・リザ」に比べて、保存状態が極めて良いです!
快楽の園
疑いなくフランドル画の巨匠ヒエロニムス・ボスの最も有名な作品です。 この三連祭壇画は、左に「原罪」が犯される前の世界「エデンの園」を、中央に奔放な状態で肉体の喜びの享受に身を委ねる裸の人間の姿を、そして右に陰鬱な地獄に落ち、あらゆる種類の拷問に服従する人々の姿を描いたものです。
アダムとイブ
疑いの余地もなく、ドイツ生まれのアルブレヒト・デューラーの最も有名な最高傑作です。 この連作は、アダムとイブを初めて等身大で、しかも個人として別々に描いたものです。理想的な裸体像を見事に表した人体の表現法は「黄金の比例」を駆使し、後に西洋絵画に非常に大きな影響を与えました。
洗足式
ヴェネツィア派の巨匠ティントレットの最高傑作となるこの油彩画は、新約聖書の福音書に記された有名な場面、すなわち「最後の晩餐」の直前に弟子達の足を洗うキリストの姿を描いたものです。 その構図においては、生き生きとした立体感と目の眩むような点遠近法が程よく調和しています。
死の勝利
ピーテル・ブリューゲルは、文学上の主題である「死の舞踏」や「メメント・モリ」に構想を得て、最高傑作を描きました。 悲惨で不気味な情景の中で、骸骨の大軍を率いて生ける者を滅ぼそうと、性別、年齢、社会的地位などを一切区別しない馬にまたがった「死神」を写実的に描き出したものです。
胸に手を置く騎士
エル・グレコの一番有名な肖像画に当たるこの作品は、一説によれば巨匠の自画像として描かれたものです。 剣の華奢な柄を描いた繊細さ、輪郭と手にあたる光、物思いにふけったような表情は、16世紀末期の典型的なスペイン騎士像に冷ややかな優雅さと厳格さのある雰囲気を醸し出しています。
三美神
ルーベンスの一番有名な作品、「三美神」はギリシャ神話に登場する3人の女神をテーマにした肖像画です。 ゼウスの娘にあたる女神達の顔は、ほとんど無表情な平静さの中で輝いているが、三体が一つに組み合わされ、裸婦像の肉体の官能性は、重ね合わせた色調により驚くべき高度な表現です。
ラス・メニーナス(女官たち)
スペインの黄金時代を代表するベラスケスの傑作は、世界3大名画のひとつでもあります。 西洋美術で最も分析された作品として知られる本作は、ハプスブルク朝の美しいグループの肖像画だけでなく、実は「人生は幻想である」ことを示唆しているという、非常に深いテーマを取り上げた作品です!
裸のマハ
スペインの首相、マヌエル・ゴドイの依頼を受けて制作された本作は、19世紀初期に宮廷画家として活躍していたゴヤの最も有名な絵画です。 当時、猥褻とされたこの「裸のマハ」は、現実味のある身近な美しさを具現するものとして、神話の歴史的主題を絡めることなく、女体を官能的に表現しています。
プラド美術館内
プラド美術館見学の解散場所は、プラド美術館内になりますので、よろしければご自分で美術鑑賞をお続けいただけます!
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